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映画「犬と猫と人間と」(選者・Y)

映画「犬と猫と人間と」

日本の犬猫事情を、さまざまな視点で取材した
ドキュメンタリー映画 「犬と猫と人間と」 を観ました。

最初の取材対象は、行政施設における処分の現状。
保健所などの行政施設では、迷子動物のほか、
飼い主持ち込みによる 動物の管理、処分を行っています。

多くの施設で、迷子動物が保護されてからの公示期間は3日間。
(1週間まで延長している施設もあります)
公示期限を過ぎると炭酸ガスによる殺処分が待っています・・・。

この映画では、 行政施設のほか、 動物愛護団体や獣医、
多摩川に住む野良猫の世話を続けるご夫婦、 おこづかいをつぎ込んで、
捨てられた子犬の世話をする小学生たちなど、 犬や猫に係わるさまざまな人たちを取材を通し、
どんな状況に置かれても懸命に生きようとする犬猫たちと、 そんな動物たちを救おうとする
人間たちの姿が映し出されています。

犬や猫を愛するヒトはもちろん、
思いやりをもって心豊かに暮らせる社会を望むヒトすべてに 見て欲しい映画です。

映画情報は公式サイトで。
「犬と猫と人間と」公式サイト http://www.inunekoningen.com/

ちなみに 日本の犬猫事情は・・・

2007年現在、日本では、1日当たり900頭近くの犬猫が殺処分されています。
1年で31万457頭(2007年度)が殺処分されていることになります。

ペットショップでの生体販売が禁止されているイギリスの場合、
2006年に処分された犬は7,743頭。(犬の保護団体Dogs Trustによる)
日本の40分の1です。

イギリスでは、犬や猫はショップで購入するものではなく、
ブリーダーに予約したり、 シェルター(保護施設)に行って里親になる方法が定着しています。

カリフォルニアにはアニマルポリスがいて、
動物を虐待するヒトは逮捕されます。

虐待の中には、 劣悪な環境で動物を飼育することも含まれます。

日本にもアニマルポリスが誕生し、 動物の遺棄や虐待が限りなくゼロに近づいて欲しい。
犬や猫をブロイラーのように繁殖し、 モノのように売りさばくビジネスを禁止して欲しい。

切に願います。

犬や猫など小動物の生命を大切にできる社会は、 ヒトにとっても住みやすい社会のはずです。
なぜなら、 自分のエゴで生命をもてあそぶことのない社会だから。

動物と暮らすことで、私たち人間も自然の一部だと自覚できます。

もの言わぬ動物が発する様々な信号をキャッチして、
今日は、調子が良さそう、 今は、寂しそう、楽しそう、辛そう・・・
など、相手の状態を想像し、思いやる心が生まれます。
そんな心づかいがあふれる社会で 暮らしたいと思いませんか?

映画「犬と猫と人間と」
選者Yの子どもたち

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