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涙とともにパンを食べたものでなければ人生の味はわからない(2009年11・12月号) ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

あるドラマで
「この1年を振り返って嬉し涙も悲し涙も出ないなら、
その1年を無駄に過ごしたってことさ」
というセリフがありました。

今年もあと2ヶ月ほどです。
少し早いですが、振り返ると...
あなたは今年、どれくらいの嬉し涙や悲しい涙を流しましたか?

嬉しくて、楽しくて喜びに満たされる日、
期待に胸膨らませて眠りにつく夜、
誰かと想いを分かち合って幸せをかみしめる日、
そんな甘い日ばかりだったらどんなにいいでしょう。

しかし、 悲しくて、悩み苦しんで、涙を流す日、
不安で眠れない夜、
思い通りにかなくて怒りを覚える日、
ほろ苦い日々を乗り越えようとするからこそ人は成長します。
そして、乗り越えることが出来た時、
人は初めて様々なことに感謝できるのではないでしょうか。

人と関わる。行動する。
その中で生まれる感情のひとつひとつが
生活に、人生にひとふりのスパイスをもたらします。

涙とともパンを噛みしめる日は
幸せを噛みしめる時につながっています。
あなたが経験した順境も逆境もすべて
「今」を成しています。

あなたが口に運ぶそのパンはどんな味がしますか?

味わい豊なパンを手にしていたいものですし、
日々、味が違うことを楽しむこころを大切にしたいですね。

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